現在私は、2023年4月よりスタートした
第5期フリダヤヨガ講師育成講座 ADV100コース を受講中です。
今日は私が学ぶ、その「フリダヤヨガ」とそれに出会った経緯、
今の私の思いを綴りたいと思います。
HRIDAYA YOGA(フリダヤヨガ)とは
現実的なハタヨガによって神聖なヨガの恩恵を
現代社会の中で受けとる方法のことです。
このハタヨガは、ラージャヨガ(瞑想)を含むSadhana(実践)であり、そのSiddhi(恩恵)は、ラージャヨガと、クリヤーヨガ(精錬)の3要素であるTapas(浄化)、Svadhyaya(自己理解)、Isvarapranidhana(真の理解)として現れます。
実際に見て触れて感じられる体と、生命の根源である呼吸をシンクロさせ、それがもたらすヨガの恩恵をただ受けとる。先人たちによって実証済みの試みです。
【フリダヤヨガスクールHPより抜粋】
フリダヤヨガに出会い、オンラインを通して学んだのは約4年前。
娘が3歳、息子が0歳。新型感染症が拡大する最中でした。
小学生の頃に書店で手にした一冊のヨガの本からはじまり、
高校を卒業して就職した頃、自分のケアにとヨガのレッスンを受けた時
改めてヨガをする時間がとても重要だと感じ、ヨガという存在が大きくなりました。
名古屋でインストラクター養成講座を受講した後、ホットヨガスタジオへ入社。
ヨガを伝える立場となります。
ただ、ヨガを伝える機会が増えるほどに生活は慌ただしく、
自分の為にヨガを練習する時間はなくなりました。
もし時間ができても、スタジオへ通う方法でしかヨガができなかった。
そんな状況に違和感を抱きながらも、ますます仕事は忙しくなり、
結婚、妊娠、出産、育児によりライフスタイルも大きく変化して、
自分に合ったヨガに出会えないまま、約10年の月日が流れます。
そして第二子出産後、
相変わらず私には、ヨガの経典が示すような平穏は訪れていませんでした。
育児に追われて体は辛いし、心はいつもギスギス・イライラ。。。
余裕なんて全くなく、毎日を生きるので精いっぱい。
「自分にはヨガが必要」そうは思っても、
何をどうすれば良いか分からなかったんです。
「自分で、自分の為にヨガができるようになりたい」
その一心で探し、辿り着いたのがフリダヤヨガでした。
子供たちはまだ小さく、コロナ禍という事もあり
先生に直接お会いして学ぶ事は出来なかったものの。
その事は全く障害にはなりませんでした。
なぜなら「自分の呼吸が先生」だから。
フリダヤヨガでは、自分の生活の中でできるヨガの練習方法を学びます。
毎日のヨガの練習で、私は自分の呼吸から多くの事に気づかされました。
必要以上に頑張りすぎていること
周りの期待に応えようとしすぎていること
休息が必要であること
自分から沸き起こる怒りの感情を無い物にしようとしていること
その他にもたくさん。。
自分の呼吸を知ると、自分にとって調度良い選択ができるようになりました。
その結果、家族との関わり方・人との関わり方・家事のやり方・働き方・暮らす場所。
全てが整い、自分にとって心地良い環境で生きられるようになった。
これが私に合ったヨガの方法だ。
これが私が受け取ったヨガの恩恵なんだ。って確信しました。
ヨガは自分の呼吸を通して、自分と*外との関わりを学んでいく為の方法。
*外:社会や人間関係、生活環境、食事など自分の周りにある全てのもの、こと。
フリダヤヨガを学んで、実践して、自分の経験を通して、
ヨガの全体像を初めて理解する事ができました。
フリダヤヨガは、
・日常生活に根付くヨガ
・身体性もしくは精神性、どちらか一方に偏ることのない包括的なヨガ
・一人一人に合わせたヨガ
上記の3つを軸に全てのレッスンが行われます。
近代ヨガの父、*T・クリシュナマチャリアのヨガを
現代社会での実践と指導、人生経験をもとに社会生活での実践に最適化し、
発展させ続け、伝承してくださっている
芥川舞子先生、芥川洋輔先生、大川さつき先生に
この場をお借りして心から感謝申し上げます。
*T・クリシュナマチャリアのヨガ:様々な種類に分かれていく以前の、伝統的なヨガ
そして私は、これからもフリダヤヨガ(毎日の自宅練習)を続け、
私の人生を通して学び、Personal Yoga Kulamsという場所で
この伝統的なヨガを必要とする方にお伝えてしていこうと思います。